授業の目的: 来る3回生の時の地理学実習旅行で地理学徒らしい調査ができるようにすること。
君たちの義務: 毎回の授業内容を具体的に記述して毎回レポート提出。宿題(調査、資料収集)を課す。出席を重視しますが、レポートの内容を評価します。
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第1回 4/9
第2回 4/16
第3回 4/30
第4回 5/7
第5回 5/14
第6回 5/21
第7回 5/28
第8回 6/4
第9回 6/11
第10回 6/25
第11回 7/2
第12回 7/9
第13回 9/24
第14回 10/8
第15回 10/15
第16回 10/22
第17回 10/29
第18回 11/12
第19回 11/19
第20回 11/26
休 講 12/3
第21回 12/10
第22回 12/17
第23回 1/14
情報演習室Aにて
アンケート調査法その1
1. アンケート例の呈示
木庭作製(関西大学での「インターネットを利用した教育体制」)
2. 紀勢町の津波に関連するアンケートの立案
紀勢町関連の資料をパソコンプレゼンテーションする。
地図の利用法その1
1.国土地理院のHPの利用
http://www.e-net.or.jp/user/mura/map.html
国土地理院刊行地形図
http://mapbrowse.gsi.go.jp/mapsearch.html
地形図閲覧システム検索インデックス
2.ポータルサイトなどは次回以降。
地理学実習室にて
1.教室の地図の整理を通じて、地図に触れる。
前回に追加した内容(思い出すままに)――
連絡事項:
1. 一泊中部伊勢巡検の連絡。日帰り(6月1日、土曜日)にして交通費無料、多数参加して欲しい。
2. GIS大学院集中講義7月23日から3日間。フリーウェアにも関わらず世界最高水準のGRASS。
3. MO640MBを各自購入し、毎回持参すること。
感想:学生11名全員出席。少数で寂しい。でも熱心でいい。頑張って欲しい。
地図関係:
地図の3要素、縮尺とは? 方位記号の意味?
紀勢町のアンケート調査案作成に関連して:
http://www.pref.mie.jp/tanbo/bunka/mieb41.htmを参考にすること。
茨木市の大規模開発について:
http://www.mydome.or.jp/saito/ を参考に。
宿題:
1.木庭のアンケート案の、考え方や問題点を指摘。
2.紀勢町津波アンケートの目的、案。
3.4/9の授業内容。
反省事項:
地理学実習室にて
1.教室の地図の整理を通じて、地図に触れる。
が、全く手つかず。
2. 地形図ダウンロード失敗。
連絡事項:
1. 4月25日(木)新歓コンパ、希望全員出席。会費軽減。
2. 4月23日(火)休講(地理学実習巡検、予備調査、紀勢町)
3. moto@ipcku.kansai-u.ac.jpへ、各受講生がメールするように指示。以降は後者のアドレスへ。
1. コンピュータ操作
アピアランスの設定。デスクトップの再構築。場合によってはPRAMクリア。
前回の続きのPhotoshopの簡易操作について。
地形図のダウンロード
2. エクセルの使い方
まずは、平均、標準偏差の計算。
3.アンケートに関する議論。
4. 教室の地図の整理を通じて、地図に触れる。
地形図の基礎情報
日本地図センターの国土地理院の地図、空中写真・国土基本図・湖沼図など。
http://www.jmc.or.jp/
なお、興味のある方は、
http://www.bukkyo-u.ac.jp/mmc01/naito/seminar/ankate/index.html
SASとExcelによるアンケート集計 [V1.0] 2000.01.30
目 次
まえがき
1章.アンケート票に対応した、データ入力フォーマットの作成
2章.データ入力時の注意事項(特に欠損値・無回答の処理)
3章.SASプログラム−−システムファイル作成からPROC TABULATEでの集計まで
4章.SASの出力をExcelに読み込む
5章.Excelでの日本語ラベル付けと書式の整形
付.すばやく処理するためのテクニカル・コマンドと操作
のうちの、第1章と第2章を勉強してください。
この方法が必ずしもいいとは思いませんが、第1章と第2章は参考になります。
――――――――――――――――――――――――――――――――
4/23は、地理学実習一泊巡検予備調査(松阪市などと、紀勢町)のため、休講。
前回に追加した内容――
統計学:
ヒストグラム、平均は正規分布集合ではじめて意味を持つ、標準偏差の概念の発生、正規分布曲線の意味。
エクセルの使い方:
アドインソフトstatcelのインストール。
宿題:
1. 4/16の授業内容。
反省事項:
1. 引き続き、実習室での地図作業やアンケートに関する議論、ができなかった。
2. エクセルの使い方には未だ入らず。
3. Photoshopでの画像統合のイントロの失敗。
4/30実施案
1. 前回の日本地図センターの地図情報の紹介。
2. 地図整理。
3. アンケートの議論。
4. エクセルの使い方。前回分。第3回補遺
4/9分(4/16提出)レポートについて
和田智奈美、米本慶子の2報が優れている。学習したことと、課題の主張が具体的であった。
4/16に指示したメールを木庭に出す件:
現在、米本、西村さんのみ。
ヒストグラムの作成について
度数分布の柱状図をいう。自動処理する場合は、Starges's formulaを使う。
階級数=1+log(n)/log2 階級幅=(最大値 - 最小値)/階級数
で得ることができる。
StatcelとExcelでは計算過程が微妙に異なるので注意すること。
[入力範囲]ボックス
Statcelでは、タイトル行を必ず含む列データを選ぶ。
Excelでは、[ラベル]チェックボックスにチェックしない場合は、
タイトル行を含まない列または行データ。
[データ区間]ボックス
いずれも入力しない場合は自動で計算される。
指定する場合は、
Statcelでは、階級値の列データは区間の終値。
Excelでは、階級値の列データは区間の始値。
前回に追加した内容――
なし。
宿題:
1. 体重データを使ってヒストグラムを作成。
反省事項:
1. 引き続き、実習室での地図作業やアンケートに関する議論、ができなかった。
4/16分(4/30提出)レポートについて
米本慶子の1報が比較的優れている。学習したことと、課題の主張が具体的であった。
4/16に指示したメールを木庭に出す件:
現在、米本、西村、畑、堀内のみ。
5/7 実施案
1. アンケートの議論。
2. 地図整理。
3. 開自乗検定(エクセル使用)。
開自乗(χ2)検定 (参考:柳井久江、エクセル統計、オーエムエス出版;奥野、計量地理学の基礎、大明堂)
正規性連続分布データだけが、パラメトリック検定可能。
それゆえ、正規性の検定をする必要がある。特にデータ数が少ない時に。
データ数が多くなると中心極限定理と呼ばれる現象から正規分布に近づく。
二つの確率分布曲線が同一と考えることができるか、できないか、ここでは、
帰無仮説: データの分布は正規分布と見なすことができる
対立仮説: 正規分布と見なせない(上側確率)
を検定する場合に、χ2検定が役立つ。
適合検定:j番目の階級の現実にみられる度数をOj、理論的な度数をEjとするとき、次の統計量は近似的に自由度φ=k-1のχ2分布に従う。ただし、kは階級の個数。
χ2 = j=1〜kΣ[(Oj-Ej)2/Ej]
統計アドインstatcelでは、「統計→正規性の検定」で選ぶ。
この「検定の結果」に
境界値による判定、では、χ2値が境界値以上のときχ2値は棄却域に入り、帰無仮説は棄却される。
P値による判定、では、P値が目的とする危険率(危険率5%の時0.05、危険率1%の時は0.01)以下のとき、帰無仮説は棄却される。
なお、エクセルの場合、期待度数の計算で、正規母集団の平均と分散を固定しているために自由度の計算は、φ= k-3になる。
χ2検定は、chitestを使わずに、上の式を使って、求めること。
Excelのchitestはこの場合には使えない。
χ2分布のχ2値は、chiinv(棄権率eg. 0.05、自由度)で、
p値(χ2分布の片側確率値)は、chidist(χ2値、自由度)で求める。
前回に追加した内容――
なし。
宿題:
1. 体重データを使って正規性の適合度検定を実施する。
2. 正規性の適合度検定の木庭の説明を確認する報告。
反省事項:
1. 引き続き、実習室での地図作業やアンケートに関する議論、ができなかった。
4/30分(5/7提出)レポートについて
和田智奈美の1報が比較的優れている。
4/16に指示したメールを木庭に出す件:
現在、米本、西村、畑、堀内、和田、正田、甲斐荘、黒木、東山、小山,北野の計11名
5/14 実施案
1. アンケートの議論。
2. 地図整理。
3. 数値地図ビューア Ver.4.8による数値地図の利用:経路設定、断面図の作成、鳥瞰図の作成。
マニュアルのpages. 19, 32, 28.
前回に追加した内容――
なし。
宿題:
1. 数値地図ビューアを使って、断面図の作成。
反省事項:
1.実習室での地図作業ができなかった。
5/7分(5/14提出)レポートについて
畑りつこ、和田智奈美、米本慶子が優れていた。
5/20 実施案
1. 数値地図ビューア Ver.4.8による数値地図の利用:
鳥瞰図の作成。
JMCマップの描画。 マニュアルpages. 12,
海岸線・行政界データの描画 マニュアルpages. 13.
引き続き経路設定、茨木市に見られる河川の河床縦断面図の作成。
地形図を参照して、文書作成し来週提出。
大学院の会議のため、4限は自習。レポート作成。次週提出。
前回に追加した内容――
なし。
5/21の宿題:
茨木市に見られる河川の河床縦断面図の作成。
地形図を参照して、文書作成し来週提出。
5/14分(5/14提出)レポートについて
畑りつこ 比較的、西村規子、正田真一が優れていた。
5/28 実施案
すべて実習室で実施する。
1. トランシットによる測量(1)
原理と機材の呈示
前回に追加した内容――
なし。
5/28の宿題:
トランシットによる測量の原理と機器セット手順
5/21分(5/28提出)レポートについて
畑りつこ、西村規子、和田智奈美が優れていた。
6/4 実施案
体育館前で実施する。
1. トランシットによる測量(2)
実際の測量の第1回
前回に追加した内容――
なし。
6/4の宿題:
トランシットによる測量(2)で実施した内容。
5/28分(6/4提出)レポートについて
畑りつこ、和田智奈美、西村規子が優れていた。
6/11 実施案
体育館前で実施する。
1. トランシットによる測量(3)
実際の測量(2)
前回に追加した内容――
なし。
6/18の宿題:
トランシットによる測量(3)で実施した内容。
6/4分(6/11提出)レポートについて
畑りつ子、和田智奈美、西村規子、正田真一、堀内進也が比較的優れていた。
6/11分(6/18提出)
畑りつこ、和田智奈美、西村規子が優れていた。
6/25 実施案
1. 情報処理演習室Aにてエクセルを使った測量結果の整理法
2. 航空写真判読法(1) 原理
6/25の宿題:
トランシットによる測量結果の再度のエクセルを使ったまとめ。
6/18分のレポートの提出は見送り
7/2に受け取りの予定。
7/2 実施案
1. 情報処理演習室Aにてエクセルを使った測量結果の整理法(2)
2. 航空写真判読法(1) 原理第12回7/9
7/2の宿題:
航空写真の原理、エクセルを使った測量結果からの分析法(1)
実は、何をしたか覚えていないのである。夏休み明けで呆けている。あっ、一つは思い出した。航空写真の判読(2)の演習をしたのである。
6/25分(7/2提出)
畑りつこ、和田智奈美、米本慶子が優れていた。
7/2の宿題:
航空写真の原理、エクセルを使った測量結果からの分析法(1)
実は、何をしたか覚えていないのである。夏休み明けで呆けている。あっ、一つは思い出した。航空写真の判読(2)の演習をしたのである。
6/25分(7/2提出)
畑りつこ、和田智奈美、米本慶子が優れていた。
7/9の宿題:
7/9の判読結果のレポート提出は難しいから、提出は中止。
9/24 実施
1. 三重県南部津波アンケート案(地理学実習生との合作)の紹介。
2. 航空写真判読法(2) 茨木市のカラー航空写真を使って植生区分を試みる。
7/9分(9/24提出)
畑りつこが特に、次に和田智奈美、米本慶子,西村規子が優れていた。
(10/1は地理学実習旅行のため休講)
9/24の宿題:
作業が途中のため、提出は延期。
10/8 実施予定
1. 三重県南部津波アンケート結果の分析法(エクセルとワードを使って)
方法の一部は木庭HP http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~moto/(このサイトです)にて公開予定。
2. 航空写真判読法(3) 茨木市のカラー航空写真を使って植生区分を試みる。
実体鏡を使って立体視,マイラー上に判読結果をドロー。植生区分までには至らず。
1.航空写真判読法(4) 航空写真判読法の導入をHPのリンクを使って説明。
2. 公開したアンケート分析手法を実際に演習(アンケート完了)。
10/15分(10/22提出)
和田智奈美が優れていた。 堀内進也が頑張った。
航空写真判読法(5) 茨木市のカラー航空写真を使って植生区分を試みる。
同じ写真のセットを2名で分類した。
10/22分(10/29提出)
米本慶子が比較的優れていた。
写真の交換作業ができず,この回は,統計解析の復習および追加を実施した。時間がたっていることもあってスムーズに実施できたとは思われないが,理解度,プレゼンテーションの質は上がった。本日予定の内容は次回に延ばす。
10/29分
畑りつ子,堀内進也,正田真一,米本慶子,和田智奈美が優れていた。
1. 航空写真判読法(6) 先週の2名の分類の結果を比較する。また,分類したものと実際の植生との関係を確かめる。
2. レーザー測距儀による測量(1)または統計学を予定。
11/12分
畑りつ子,米本慶子,和田智奈美が優れていた。
数値地図の紹介,数値地図利用の前のファイルの準備,数値地図ビューアの利用,国土地理院サイトの航空写真データベースの大阪地域のうち茨木市域付近の米軍撮影1万分の1航空写真をダウンロードしAdobe Photoshopで呼び出し,茨木川廃川から安威川合流点付近を実体視した。来週にはその印刷した写真も併せて判読する。
イラストレータを使ったトレースの実習をしました。その教材はIllustrator描画法です。
画像をスキャンして,Illustratorのレイヤー機能を使ってトレースをする簡易の実習をします。スキャニングそしてIllustratorに配置を勉強しておいて下さい。航空写真判読が中途半端になりましたが,一応終わりたいと思います。今年,もう1回あると思っていました。失策でした。ごめんなさい。
地理学実習の後期でお目にかかりましょう。近い内に来年度の授業計画をHPに掲載します。ご期待下さい。