2019年12月20日

WordPressへの移行

  2020年春に退職する。そうするとAdobe Cloudが使えなくなる。Adobeにはもうアプリ購入の形は無く, リース契約になる。これを受け入れる訳にいかない。ここでは, Deamweaverから離脱し,WordPressに移行する過程を示す。ぼくの現在のウェブサイトは,さくらインターネットレンタルサーバーで,運用している。このさくらには,WordPressが提供されている。Dreamweaverと異なり,マック内のアプリではなく,サーバー内のアプリWordPressを使うことになる。70歳からの移行である。

  現在,SSL化を実施したサイトを一応すでに公開している。ただ,サイトを用意しただけで,書式そして内容も全く触っていない。ブログ用なので,如何に双方向機能を止めて,見出しとリンク先のページに種々のコンテンツを埋め混むのかを学ぶ必要がある。現在のこのコンテンツの何を生かし,何を捨てるのか,も課題だ。

2019年12月20日

I. 独自ドメイン取得とSSL化

  WordPressをインストールする前に,SSL化を実施する必要がある。Google検索では,ハイパーテキスト トランスファー プロトコル httpサイトへのアクセスの際に,セキュリティの不安を煽るメッセージが出るようになった。それゆえにこそ,SSLで装備された同secure httpsサイトを構築する必要がある。

  【無料SSL】サーバコントロールパネルからの導入手順
https://help.sakura.ad.jp/115000136822/

  「さくらインターネットが所有するドメイン( sakura.ne.jp や tank.jpなど )では、SSLをご利用できません。 独自ドメインを取得しご利用ください。証明書申請に使用できるドメイン名の文字数は最大64文字です。 ドメイン設定を「マルチドメインとして使用する(推奨)」に設定している場合、 自動的に「www.ドメイン名」に対しても申請いたしますので、「www.」付きで64文字以内におさめる 必要があります」。
  ぼくの現在のドメイン名は, http://motochan.sakura.ne.jp, である。独自ドメインが必要ということは,廉価優先でスタンダードコースに固執していても,さらに独自ドメインのリースに応じる必要があるということである。

  【ドメイン設定】さくらインターネットで取得・管理中のドメインを利用
https://help.sakura.ad.jp/206053802/

  ログインして手続きをする。
アカウント: motochan
初期ドメイン: motochan.sakura.ne.jp
そして,さくらサーバーと契約した際に届いた最初のパスワードでログインすると,ディスク使用量: 6.69GB/100GB (6.9%),などが表示される。

  サーバーコントロールパネルの左のペーンの,ドメイン設定の,ドメイン/SSL設定,を選ぶと,ドメイン一覧,が表示される。
ドメイン名 motochan.sakura.ne.jp,については, Webについてはマルチドメインとなっている。メールについては受信,と表示されている。
   新しいドメインの追加ボタンをクリック。 『1. 独自ドメインを新規取得する』を実行する必要がある。ここでは,
ドメイン名だけでなく,取得年数の入力が必要。一応,5年と考えたが,1886円(税込み)/年, 9268円(税込み)/5年。9268円(税込み)/5年は,1886円(税込み)/年×5年=9430円と比べると,162円のみ安いだけなので,3年にした。 5602円(税込み)/3年。56円だけ安い。
  支払い手続きが出る。 会員ID×××× に対するパスワードは, ××××。可能なドメインのエクステンションは僕にとってはinfoのみなので,motochan.infoとする。

ドメイン motochan.info 取得ドメインの変更 お申し込み内容 サービスプラン gTLD (.info) ドメイン 3 年 登録者情報 ××××支払い方法 クレジットカード VISA xxxx-xxxx-xxxx-×××× 有効期限: ×××× 会員情報 会員ID ×××× 氏名 ×××× 様 メールアドレス××××@××××.jp 請求金額 利用料金 .info ドメイン 3年 5,602円 請求金額合計 5,602円(税込)


会員メニューボタンで戻って,再ログイン。
『2. さくらインターネットで取得したドメインを使う』の中に motochan.infoがあった。
ドメインを追加する事により「www.」が付与されたサブドメインが同時に使用可能となる。

ドメイン追加 最終確認
以下のドメイン名を、サーバサービスに追加しますがよろしいですか?
サービスコード 112400101158 初期ドメイン名 motochan.sakura.ne.jp 追加ドメイン名 motochan.info ドメインの追加ー完了 となる。

ドメイン一覧へ戻る,をクリック。
* ドメイン 一覧 *
ドメイン名 ウェブ SSL メール アクション パス 種別 利用中 証明書 motochan.info マルチドメイン
motochan.sakura.ne.jp ★ マルチドメイン


トップに戻る,を選ぶと,サーバーコントロールパネル,が表示される。
次に,独自ドメインのサブドメインを設定する必要がある。サブドメインは,メーンドメインに何らかの不具合があった場合の予備のものの筈である?が,サクラサーバーでは独立したドメインとして機能する?ようである。
 Step1 サーバコントロールパネルログイン。
 Step2 左のペーンの,ドメイン/SSL設定,そして,新しいドメインの追加,をクリック。
 Step3 独自ドメインのサブドメイン追加 さくらインターネットでご利用中の独自ドメイン さくらインターネットで取得いただいたドメインを追加。
 ドメインを追加する事により「www.」が付与されたサブドメインが同時に使用可能となる。

 以下のドメイン名を、サーバサービスに追加しますがよろしいですか?
サービスコード 112400101158 初期ドメイン名 motochan.sakura.ne.jp 追加ドメイン名 crescent.motochan.info
* ドメイン 一覧 * ドメイン名 ウェブ SSL メール アクション パス 種別 利用中 証明書 crescent.motochan.info マルチドメイン / − − 登録 受信 変更 削除 motochan.info マルチドメイン / − − 登録 受信 変更 削除 motochan.sakura.ne.jp ★ マルチドメイン / − − − 受信 変更
————————————————
   もちろん,まだ,SSLが有効になっていない。https://sugu.site/it/ssl 参照した。
コントロールパネル左ペーンのドメイン設定,そして,ドメイン/SSL設定,を選択する。 motochan.infoの,SSLの証明書,の欄の,登録,をクリック。 無料SSL設定へ進む,をクリック。 下記のようなコメントが付いている。
* 無料SSL証明書について *
さくらのレンタルサーバでは、無料SSL証明書のLet's Encryptが利用できます。 無料SSL機能の利用には Let's Encryptの利用ポリシーへの同意が必要です。また、Let's Encryptの仕様制限・仕様変更により無料SSLが利用できなくなる場合があります。 設定の流れ [無料SSLを設定する]ボタンをクリックします。 申請から設定までに数十分〜数時間かかる場合があります、設定完了後はメールにてお知らせいたしますので、お待ちください。 なお、申請されるドメインやサーバのご利用状態などによっては証明書が取得できない場合があります。※取得できない際はメールにてお知らせいたします。 サイトの転送(リダイレクト)方法について [ http ⇒ https ] 無料SSL取得後にサイトの常時SSL化(Webサイトすべてを暗号化)を行うにはURLの転送設定(リダイレクト)を行う必要があります。「http://motochan.info」でアクセスした際に「https://motochan.info」へ転送する設定については、以下サポートサイトをご参照ください。
[無料SSLを設定する]のボタンをクリックすると,追加的に下部に次のメッセージが出る。
ただいま無料SSL証明書の発行手続き中です。 発行完了後にメールでお知らせしますので今しばらくお待ちください。 発行には数十分〜数時間かかる場合があります。発行が完了しない場合はサポートサイトのよくある質問をご確認ください。

  なお,サブドメインのcrescent.motochan.infoもSSL化を実施した。それぞれ,30分ほどで認証のメールが届いた。

 

2019年12月20日

II. 独自ドメインの詳細設定

  上の章で,独自ドメインとそのSSL化が実現した。以下,幾つかの詳細設定が必要となる。

ドメイン/ドメイン設定,を選んで,すでに作成したドメインを表示し,motochan.infoの変更ボタンを押して,ドメイン詳細設定,を確認,追加する。
1. マルチドメインとして使用する(推奨)
2. マルチドメインの対象フォルダ /home/motochan/www/info2020
3. SSLの利用 SNI SSLを利用する,が選ばれている。
https://motochan.info/ ドメイン一覧にはSSLの種別としてSNIが表示されている。
4. SPFレコードの利用 ここにチェックが入っている。
5. IPv6アドレスの利用を選ぶこと。これにチェックが入っていなかった。
【詳細設定】ドメインのIPv6アドレス設定 https://help.sakura.ad.jp/206206441/
どうせなら,セカンダリーDNSサーバーも同じように登録しておこう。 さあ,やっと,SSL設定などの作業をして,WordPressのインストールが可能になった。

2019年12月22日

III. データベースの作成

    何と,まだWordPressをインストールできない。前もって,データベースを作成する必要がある。
【WordPress】独自ドメインでWordPressをインストールする
https://help.sakura.ad.jp/206057622/

各アプリケーションは、「www」フォルダ(例えば,僕のマルチドメイン対象フォルダは,/home/motochan/www/追加フォルダ)以下にインストールされる。
インストール前にあらかじめデータベース(MySQL)を作成しておく必要がある。
データベースの作成手順は、以下マニュアルをご確認くださいとあり,データベースと管理ツール,のリンクに入るが,ここでは,全く見えない。駄目。

で,

さくらインターネットでWordPressをインストールする(2018年10月28日作成)
https://www.nishi2002.com/3297.html
に入る。

●サーバコントロールパネルの表示
  ログイン後に表示される「会員メニュー」から「契約情報」をクリック。「契約サービスの確認」をクリック。 画面を下にスクロールして、契約中のサービスの「手続き」から「サーバ設定」をクリック。

●WordPressで使うデータベースの準備

  WordPressのインストールに必要なデータベースを準備するため、サーバコントロールパネル左側のメニュー「アプリケーションの設定」から「データベースの設定」をクリック。
データベースの設定,の表示中には現在のものは無く,「データベースの新規作成」をクリック。
* データベースの新規作成 *
データベース バージョン MySQL 5.7,とある。
データベース ユーザ名
(初期アカウント名) motochan
データベース名 motochan_××××
1文字以上16文字以内
接続用パスワード ××××

  ー (再入力)の指示があった。
半角英字・数字・記号(-_)を組み合わせて指定してください
8文字以上32文字以内,文字コード utf-8mb4 
この文字コードについては次のサイトを参照
https://pando.life/qwintet/article/513

  * データベース 一覧 * で確認のこと。

2019年12月23日

IV. 独自ドメインにWordPressをインストール

  WordPressをインストールするため、サーバコントロールパネル左側のメニューから「クイックインストール」を選択。「カテゴリメニュー」から「ブログ」を選択。「インストールメニュー」から「WordPress」を選択。
  WordPressのインストール画面が開く。ライセンス、インストール規約、注意事項に目をとおし、同意するためチェック。独自ドメインを取得して設定済みなので、
http://独自ドメイン/フォルダ名,にインストールすることができる。このフォルダへの登録には,試行錯誤があった。
  WordPressのインストール先を,これまでに用意してきた独自ドメインに指定する必要がある。マルチドメインというのは,一人のユーザー登録ではあるが,複数のウェブサイトを作ることが可能な環境ということである。とはいえ,ルートディレクトリーは,一つである。ここに複数のウェブサイトのファイル群を置くこととなるので,一つのドメインにそれぞれ一つのフォルダを用意しなければならない。
  トップドメインの利用【詳細設定】マルチドメインを利用 https://help.sakura.ad.jp/206206431/ には,「さくらのレンタルサーバ、さくらのマネージドサーバでは、ドメインごとにフォルダを分けて指定することで、 ドメイン毎に異なる内容のホームページを複数公開することができます」とある。前もって,コントロールパネル左ペーンの,運用に便利なツール/ファイルマネージャー,でinfo2020というフォルダを作成している。

インストール先:/home/motochan/www/info2020/wp
設置URL:http://motochan.info/wp/
管理画面URL:http://motochan.info/wp/wp-admin/
テーブルの接頭語:wp2020

  上記で良しとする。

2019年12月25日

V. 常時SSL化の準備

  このままでは,httpsにならないので,リダイレクトする必要がある。次のリンクが参考になる。

リダイレクトも忘れずに!常時SSL化をする為の13の重要点
https://ssl.sakura.ad.jp/column/always-on-ssl2/

さくらのレンタルサーバ 簡単SSL化プラグイン
https://ja.wordpress.org/plugins/sakura-rs-wp-ssl/

【WordPress】SSL化プラグインの使い方
https://help.sakura.ad.jp/115000047641/

  設定手順
クイックインストールでWordPressをインストールしている場合は、「インストール済みプラグイン」の中に有効化されていない状態で設定されています。
クイックインストールでのインストール済み一覧情報には無く,WordPressを立ち上げての設定。
※インストール済みプラグインの中に『SAKURA RS WP SSL』のプラグインが無い場合に、以下の手順に添ってインストールを行ってください,とある。

  この実行途中で,次のメッセージが出る。
「サーバーの PHP バージョンは 5.2.17 ですが WordPress 5.2 は 5.6.20 以上のみでご利用になれます。」

  左のペーンの,アプリケーションの設定で,PHPバージョン選択,をすると,現在のバージョンとして,PHP5.2.17 (CGI版)とされている。新しいバージョンとして,PHP7.3が用意されているので,これを選び,変更ボタンをクリックする。

2019年12月25日

V. 常時SSL化

  クイックインストールで,WordPress 5.2を出し,WordPress 5.2の設置URL,をクリックすると,ようこそが出る。下記のような設定をする。

サイトのタイトル: YamatoGeographer
ユーザー名: ××××
pwd: ××××
メールアドレス: ××××
検索エンジンでの表示:検索エンジンがこのサイトをインデックスしないようにする,にはチェックを入れていない。

このサイトのurlを確認すると,
http://motochan.info/wp/wp-admin/
で,未だhttpsが実現されていない。

  ダッシュボードの左ペーンのプラグインをクリックする。
SAKURA RS WP SSL,を有効化する。

  設定手順 プラグインのインストール
https://help.sakura.ad.jp/115000047641/
を見る。有効化を選ぶと,最上部に,プラグインを有効化しました,と出る。で,プラグイン,の右に,新規追加,のボタンがあり,これをクリック。
わからないけど,使用中表示が一つあったので,クリック。これが出てきた。チェック。適用をクリック。

  WordPress 5.3.1 が利用可能です ! 今すぐ更新してください,というメッセージが出ているので,更新する。できたようだ。なお,最新バージョンへの更新は,さくらサーバーで遅れ気味だが,自動で実施してくれ,その際にメールも届く。

  コントロールパネルの左ペーンの,設定,をクリックすると,このプラグインが表示されているので,選べばいい。
さくらのレンタルサーバー 簡単SSL化プラグイン,が出てくる。下記2件にチェック。

・共有SSLを利用している、もしくはSSL証明書をレンタルサーバコントロールパネルから設定した →未設定の方はSSL証明書の設定をお願いします。さくらのレンタルサーバでは無料SSL機能が利用できます。設定方法はサポートサイトをご確認ください。

・実際にSSLを利用してサイトと管理画面へアクセスできる。(日本語として変なのだけど,下記両方がアクセスできているので,チェック)
https://motochan.info/wp 見るサイト (公開されているサイトのurl)
https://motochan.info/wp/wp-admin/ 管理サイト (サイトを管理している本人の編集サイトのurl)