2006年12月19日

測量プロセスの確認

 測量過程を簡潔に次に示す。2006年10月の与論島大金久海岸での実習を例にとる。
 高潮時のスウォッシュ上限付近,つまりほぼクレストに沿っての横断面測量に関して述べる。調査域が断続的で統合する必要がある場合には,
1. 光波測距儀の設置位置のGPS測量が必要である。
2. 方位は光波測距儀に磁石を置いて実施する。この結果を持ち帰り,その地の磁北と真北の関係を得て,光波測量の方位データを真北からの値に変更する必要がある。
3. 光波測距儀のGPS値をUTM座標系に変換する必要がある。
4. 光波測量データから,潮位データ,プリズム高度などを使って,海抜高度を求める必要がある。
5. 光波測量データをすべてUTM値に変換する必要がある。
6.その上で,離れた地域の測量結果をGISやCADソフトなどを使って,一気に一つの図に編集することができる

 

GPS位置

GPSプロット

縦断面測量結果
縦断面測量結果

測点をまとめた図

まとめの図

近似色に変換した図

近似色

エクセルのファイルを次に示す。

潮汐計算北ビーチ測量計算
以上