2005.4.21作成 2005.6.23追加
授業で使用するパワーポイントファイルをここにリンクする。関大ITセンターのパソコンで見る場合はパワーポイントがインストールされているので,クリックすれば見ることができる。自宅などのパソコンでパワーポイントがインストールされていない場合は,ぼくのこのウェブページの先頭のページ(ホームページ)に戻れば,ヴューアーのダウンロードのサイトを示しているので,ダウンロードしてインストールすれば,ここに掲載するパワーポイントファイルを見ることができる。なお,今後,続きは追加してゆく。
I. サンゴ礁の生命現象
2.
サンゴ礁形成の歴史 New 2005.6.2
3.
サンゴ礁の地質と地形 New 2005.6.23不具合修正済み
『日本の水と緑』は,関西大学の総合コースで使用されたテキストである(画像)。鉄川 精名誉教授(工学部生物工学科)がコーディネーターになって実現した。本書表紙のデザインは先生の亡くなられた奥様の手になるものである。これは先生の研究地域である淀川ワンドの景観のスケッチに基づいている。この本を出版いただいた玄文社の社長は残念ながら亡くなって出版社そのものが無くなった。そのこともあって,この本に掲載した図をこのサイトに掲載することは問題がないと考えている。
ここでは,目次とリンクした図を掲載する。
10/22,2002 作成
鉄川先生は関西大学ご退職後,妹さんが暮らしておられる仙台のご自宅のそばの集合住宅に転居された。そして亡くなった(2015年)。お葬式はご尊父の里である秋田県由利本荘市。菩提寺でのお葬式に出かけた。ご親族だけの小さな会ではあったが,心温まる会であった。奥様もこのお寺に祀られている。なお,全ページのpdfを追加する。 May 3, 2017
1.1 サンゴとは
図1
イシサンゴのポリプと骨格
1.2 造礁サンゴの構造
図2
現成のイシサンゴの骨格 1a,1b. Caulastrea tumida (phaceloid), 2. Favia speciosa (plocoid),
3. Goniastrea pectinata (cerioid), 4. Leptoria phrygia (meandroid), 5. Hydonophora
microconos (hydonphoroid)m, 6. Pavona crassa (thamnastrioid)
1.3 光合成と炭酸ガスの固定
図3
造礁サンゴ胃腔下の横断面と骨格形成のしくみ
1.4 造礁サンゴの色
1.5 サンゴの生育条件
図4
造礁サンゴの生育条件 A: 最適条件の範囲 B: 多種の造礁サンゴが活発に生育する範囲 ローマ数字1: 最も活発に生育する深度,2: 生育が盛んな深度,3:
造礁サンゴが通常認められる深度,4: ごくわずかしか認められない深度
図5
ポナペ島の海図
図6
深度,酸素,水温,照度,放射エネルギーに関する造礁サンゴの地理的分布 縦軸は深度(海面から下方へ20m間隔で目盛られている)で横軸はそれぞれの単位数値。本図の右に位置する深さ80m付近まで海面付近とあまり変化がない二つの曲線が,水温と溶存酸素濃度,深さ160mあまりで左の縦軸に交わる曲線が造礁サンゴの種数曲線,図の左上の二つの曲線が光の強さにかかわる曲線です。
図7
湾,礁湖,外洋の各表面の水環境 それぞれについて,上から透明度(m),pH,溶存酸素(cc/l),比重,水温(度摂氏)を表す。折れ線の記号が図では判別しにくいが,最上部の透明度の図で言えば,およそ最も上の折れ線が外洋,その下が礁湖,そしてさらに下が湾となる。見えにくい図で申し訳ありません。
1.6 オニヒトデ
2.1 サンゴ礁とは
図8
ビキニ環礁の風上礁の礁前面および礁嶺付近の概念図 AR: algal ridge B: buttresses or spurs 縁脚 C: coral
of reef flat 礁原上の現成サンゴ G: grooves 縁溝 LTL:low tide level 低調面. SC: surge channels
サージチャネル T: terrace (ca. -10m) 海底段丘
2.2 サンゴ礁の定義
図9
サンゴ礁複合体縦断面図 サンゴ礁の大枠の帯状配列は,外洋から陸に向かって,大洋底,前礁,礁,背礁,潮間帯砂質低地と続く。その上の海藻については,礁付近は紅藻,礁原は緑藻,そして潮間帯砂質低地は藍藻が分布する。
2.3 地質時代の礁
2.4 サンゴ礁の分布
図10
現成サンゴ礁の分布 網部:サンゴ礁の分布地域 実践の矢印:暖流 波線の矢印:寒流
図11
現成の造礁サンゴの種数分布
図12
Pangaeaの分裂史 (a)ペルム紀末 (b)三畳紀末 (c)ジュラ紀末 (d)白亜紀末 (e)現在
3.1 環 礁
3.2 陸島と洋島,高い島と低い島
3.3 ダーウィンの環礁形成説
図13
ダーウィンの堡礁・環礁形成モデル Davis(1928)の図に基づいている。上図:裾礁 中央図:堡礁 下図:環礁
3.4 サンゴ礁の地形区分
図14
グレートバリアリーフのバイパーリーフ
図15
石垣島大浜のサンゴ礁地形とサンゴ帯状構造
3.5 海水準変動とサンゴ礁形成
3.6 裾礁→堡礁→環礁→卓礁
図16
堡礁と環礁の海図
図17
卓礁の例〜Tokobei島(Tobi島) 図A: 平面図. この図で「波状の縁取り部」は礁縁で,砂地はサンゴ小島の高まりで,中央部の「波線で囲んだ場所」は凹地。図B:
図A上の断面線PQの垂直断面図 図C: 図A上の断面線PQ付近の礁縁からサンゴ小島の凹地にかけての模式断面。
図18
海進過程のサンゴ礁形成モデル.
3.7 裾礁・堡礁・環礁の分布
図19
ダーウィンのサンゴ礁分布図の一部 右下の凡例は不鮮明であるが,左の列の二つが堡礁・環礁であり,右の列の二つが裾礁・火山である。原図では前者が青っぽく,後者は赤っぽく塗られていた。
3.8 サンゴ礁地形と生活