2005.6.17作成 09.07.04修正

画像処理の基礎

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 そして,画素,画像解像度,画像サイズ,階調については具体例を次に示す。

 2005年6/16夕方,私の母が大切にしていた紫陽花をデジカメで撮影し,花一輪が入るようにトリミングした。その画像が706p x 683p, 72ppi, 1.8MBである。モニター表示される既定解像度は72dpiである。横幅が706ピクセル,縦幅が683ピクセルである。706 x 683= 482,198ピクセルの画像だ。各ピクセルに32ビットの深さ(階調数)がある(ぼくのデジカメの特性に過ぎない)から,706 x 683 x 32 = 15,430,336 bitである。8bit=1byteだから,15,430,336 (bit) / 8 (bit/byte) =1,928,792 Byte= 1.9MBとなる。ソフト処理の関係で1.8MBと表示される。
 この画像を使って,画像サイズのみ変更した。縦幅,横幅をそれぞれ半分にしていった。それゆえ,画素数は1/4になる。画素一つ一つにメモリを使うから,使用メモリも1/4になる。
 画像サイズはそのままで,階調数を半減してゆくと,使用メモリも半減してゆく。「画像サイズの各幅の半減の実例」,の次に「画像階調数の半減の実例」を示している。32ビット,16ビット,8ビットの間に肉眼では大きな違いは見られない。

画像サイズの各幅の半減の実例

↑ 706p x 683p 1 72ppi 1.8MB

↑353p x 342p 72ppi 471kB

↑176p x 171p 72ppi 117kB

↑88p x 86p 36ppi 29kB

↑49p x 48p 18ppi 9.2kB

画像階調数の半減の実例

↑32 bit 1.8MB

↑16 bit 972kB

↑8 bit 491kB

↑4 bit 251kB

↑2 bit 131kB

↑1 bit 65kB 

以 上