Microsoft Word内で画像などの大きなファイルを表示する場合,Wordファイル内ではサムネールで表示し,大きな画像ファイルにリンクする方法が考えられる。写真などはjpeg,ドロー関係や地図などはgifが適している。Adobe
Photoshopのファイル/web用に保存,でjpegやgifや保存できる。web用の各種機能が利用できる。
ただ,16ビット画像ファイルは,イメージ/モード/8ビット・チャネル,で8ビット深度に変換する必要がある。この種の処理をするにはマックの場合,GraphicConverterが有名で,
http://www.bridge1.com/graphicconverter.html
からダウンロードできる。さらにweb用に特化したMacromedia製のFireWorksがいい。
サムネールthumbnail(親指の爪,つまり小さな画像をここでは意味している)を作成するソフトとか過程がある訳ではない。上に述べたソフトを使って画像サイズとファイルサイズを縮小するだけのことである。
ここでは沖縄県浦添市の断層露頭の写真を例に示す。作成済みのサムネールを下記のように文書に埋める。
「この民家は活断層の上に載っている。リンク画像で確認してみよう。」
この画像に,Wordで,挿入/ハイパーリンク,を設定すればいい。リンクの形はファイルのある階層構造によって異なるが,Wordファイルを一つのフォルダーに入れ,さらにサブフォルダーを作ってここにリンクする関連ファイルをまとめて入れておけばいい。