20010.10.18 作成

地理学・地域環境学調査研究法

 

第5回 10/19

4限全部と,5限の途中までに君たちが実施する課題:

1. フランスのエッフェル塔の頂部の経緯度を求め,この経緯度からUTM座標系のゾーン名称を求めなさい。
2. この経緯度から国土地理院のサイトを使ってUTM座標値 (Northing x,Easting y)を求めなさい。
3. このページにリンクしている大K5-8の地図を使って,次ぎに掲載したの図の●印の位置の,平面直角座標系の座標値を求めなさい。 この●を示した場所は,大K5-8の地図の東側をほぼ南流する安威川の谷から平野部に出る峡谷部に対応している。
長橋付近

4. 得られた平面直角座標値(旧日本測地系)をweb版TKY2JGD に入力して,世界測地系での,平面直角座標値を得なさい。

5. さて,ぼくのこのウェブサイトの,地理情報システム/Googleの活用/Google EarthとMapのメモ/Google Mapから経緯度を得る/を参照して,上記の地点の経緯度を別途,求めなさい。

さて,以上の作業結果を,Wordでまとめて印刷して,木庭登場までお待ちください。
これまでの授業をまとめたものも,提出してください。

 

解 答


1. エッフェル塔頂部の中心の経緯度はGoogle Earthの3D表示から,(48d51'29.70"N, 2d17'40.19")。

2. この地のUTM座標系については,例えば http://homepage3.nifty.com/Nowral/21_UTM/21_UTM.html を使って,ゾーンと緯度帯は,31U。中央経線は東経3度。UTM座標 (x, y) = (northing, easting) = (5411938.238 , 448251.643)。

3. Illustratorに地図画像を配置して,次の要領で計算する。
 1. イラレに画像を配置する。
 2. さし当たり画像の座標値を情報パネルで求める。左下の500mのスケールの左端と右端の座標値,長橋のたもとの●の中心の座標値,図廓南東隅の座標値を求める。その後,エクセルで計算する。計算したExcelファイル

4.  3.で得られた値は,旧測地系の平面直角座標値だから,web版TKY2JGDで,世界測地系に変換する。その結果

5. この長橋のたもとの経緯度をGoogle mapの関連サイトから求める。微妙に移動している。結果の地図参照。以上