本やウェブサイトでは記述にかなりの多様性があり,区別が難しいことを物語っている。生育環境によってもかなりの変動がある。ぼくの印象ではシラカシは優しくてアラカシは粗っぽい。シラカシの葉は,公開されている画像では細いものが多いが日が十分に当たっている場合,細いという印象はない。
それぞれのソース作成者に確認はしていないが,urlはここに記す。
http://ja.wikipedia.org/wiki/カシ 参考
カシ(樫、橿、?)とはブナ科Fagaceaeコナラ属 Quercusの常緑高木の一群の総称である。狭義にはコナラ属中のアカガシ亜属を指すが、コナラ亜属中の常緑性の種もカシと呼ばれる場合もある。
カシといえば常緑高木だが,属名のQuercusはコナラ属で,落葉高木のナラの仲間になる。カシ類の果実が落葉性のナラ類と共にドングリ(団栗)と呼ばれていることもこれと繋がるのであろう。なお,英語のoakはQuercusに近く,緯度分布からむしろナラの方をさすことが多いとのこと。
http://www.audec.jp/audec/book.html
カシ類のどんぐりの特徴としては、殻斗が横縞状。アラカシとシラカシの区別は難しいが、アラカシは葉の上半分に大型の鋸歯がある。
Quercus myrsinaefolia シラカシ↓
http://nopa.sakura.ne.jp/woody_plant/Fagaceae/sirakasi.htm 参照
シラカシは,アラカシと並んで最も基本的なカシの一種。アラカシとの区別点のひとつに葉裏の色がある。アラカシの葉裏は褐色を帯びてくすんだ感じだけど、シラカシの葉裏はきれいな緑白色。
別ソース: よく人家に防風用で植えられる。常緑高木。樹皮は割れ目はないが皮目が縦に並びざらつく。大木では春の新芽が出る直前に全部落葉する。葉は,薄いなめし革質,上半分に浅い粗鋸歯,側脈11〜15対。裏面は灰緑色。長さ7〜14a。ドングリの総包の外側は輪を重ねたよう
シラカシ↓
シラカシ↓
Quercus glauca アラカシ
葉の先のほうに荒い鋸歯があるのでアラカシという名前。
http://www.geocities.jp/eastwoodism/tree/tree.htm 参照
シラカシ
アラカシ
参考: アカガシ
幹は赤く、老木になると鱗片状となる。ただ、「アカガシ」の名は、赤い材質からきているという。平地ではあまり見られず、奈良県内では標高400~500m付近から自生し、春日山原始林で見ることができる。