GISソフト,中でもGRASSのドロー操作環境はtime-killing and dull and boringなので,Million users アプリで作業したファイルを,GRASSに取り込むことになる。その後,GRASS内でもvectorで処理する必要があるのなら別だが,rasterでいいのなら,Illustratorを使うよりもPhotoshopを使った方がいい。アークやラインやポリゴンなどの線の太さなどはIllustratorの方がより細かく指定したり操作することができる。しかしながら,DXFやrasterでのファイル出力の際に,art boardやart workのサイズに規定される(art boardのサイズはプリンタの出力サイズに規定される)し,何よりファイルサイズがIllustratorでは余りに重く,Irristressorなーんて(笑う)。
IllustratorでA4サイズのart workいっぱいの六角形を書き,保存すると240kBの.aiファイルが作成される。これを別名で保存でtiffファイルにすると27.9MBに膨らむ。
1/25000地図画像「高槻」は6.2MB,これをIllustratorに取り込んでレイヤーを一枚追加してその上にラインを2本入れて6.8MBになった。これをぼくのiBook700MHz(memory
640MB)でtiff画像(地図画像と同様の解像度254dpi)に出力すると,まず出力に15分近くを要し,ファイルサイズたるや51.9MBになった。レイヤーを分割して.psdファイルに出力しようとしたが途方もない時間がかかりそうなので途中で断念。
このファイルサイズなどは地形図1枚に対してである。たとえば10枚をつなぐとどうなるのだろう。到底Illustratorは使えないことが判明。
Photoshopで,地図画像を読み込んだ後に新規レイヤーを作成しようとしてもメニューが薄い表示のまま。イメージ/モード/からモードを見るとインデックスカラーになっている。これをRGBカラーにする必要がある。これで初めて,新規レイヤーを作成することができる。
続きは今度ね。